分割法による奥歯の抜歯 075-465-0505 〒616-8242 京都府京都市右京区鳴滝本町110-3 平日(午前9:00~13:00/午後14:30~19:30) / 土曜(午前9:00~13:00)
堤洋之歯科医院院長の堤洋之です。
大臼歯の歯根はふつう上顎は3根、下顎は2根ある。
歯根が悪くなって抜歯をしなければならない時、
複数根の歯の場合で、正常な根と悪くなった根が
ある場合、悪い根のみを分割して除去する方法が
ある。3根の場合は、その内2根が正常な場合に
限るが、下顎の抜歯時に分割抜歯を行うことが多い。
少しでも歯を残したいという考えからである。
抜歯によって、歯が無くなってしまうと歯を入れる
のにブリッジといって両側の歯と一緒に3結にする
のが一般的である。ただブリッジの場合は、両側の
歯が健康であっても両側2本を削らなければならない。
そういった時に分割抜歯で歯を半分残すと、残った半分
と片隣の歯でブリッジにするので削るのは1本ですむ。
もちろん半分になった時点で強度も弱くなるし、正常な
歯ほど長くはもたないかも知れないが、少しでも長く歯
を残したいという事である。
歯や歯根の状態、口の中の総合的な状況等を考慮して
の判断になるが、大変有効な手段だと思う。
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堤洋之歯科医院
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