分割法による奥歯の抜歯

堤洋之歯科医院

075-465-0505

〒616-8242 京都府京都市右京区鳴滝本町110-3

平日(午前9:00~13:00/午後14:30~19:30) / 土曜(午前9:00~13:00)

ブログ

分割法による奥歯の抜歯

院長ブログ

2017/06/08 分割法による奥歯の抜歯

imagesnycaabmt

堤洋之歯科医院院長の堤洋之です。

 

大臼歯の歯根はふつう上顎は3根、下顎は2根ある。

歯根が悪くなって抜歯をしなければならない時、

複数根の歯の場合で、正常な根と悪くなった根が

ある場合、悪い根のみを分割して除去する方法が

ある。3根の場合は、その内2根が正常な場合に

限るが、下顎の抜歯時に分割抜歯を行うことが多い。

 

少しでも歯を残したいという考えからである。

抜歯によって、歯が無くなってしまうと歯を入れる

のにブリッジといって両側の歯と一緒に3結にする

のが一般的である。ただブリッジの場合は、両側の

歯が健康であっても両側2本を削らなければならない。

そういった時に分割抜歯で歯を半分残すと、残った半分

と片隣の歯でブリッジにするので削るのは1本ですむ。

 

もちろん半分になった時点で強度も弱くなるし、正常な

歯ほど長くはもたないかも知れないが、少しでも長く歯

を残したいという事である。

 

歯や歯根の状態、口の中の総合的な状況等を考慮して

の判断になるが、大変有効な手段だと思う。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
堤洋之歯科医院
京都府京都市右京区鳴滝本町110-3
電話番号 075-465-0505
診療時間
平日 9:00~13:00、午後14:30~19:30
土曜 9:00~13:00
休診日
土曜午後・日曜・祝日
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

TOP