大人の歯について

堤洋之歯科医院院長の堤洋之です。

子供から大人に成長する時に、歯も「子供の歯」

から「大人の歯」に生え変わります。

大人の歯は子供の歯と比べて、噛む力が強くなり

食べ物をより細かく噛み潰す事が出来るようにな

ります。

子供の歯のことを「乳歯」といい、大人の歯は

「永久歯」といい、もう次には生えて来ないです

が、決して永久に生えているわけではありません。

一般的には6歳前後から6，7年かけてすべての歯が

永久歯に生え変わります。永久歯は乳歯よりも

一回り大きくなり、少し黄色味を帯びて歯の表面は

硬くなります。

永久歯は一番奥に生える「親知らず」を含めて上下

各16本、全部で32本あります。「親知らず」は生

えて来ない人もあり、生えて来ても問題のある生え

方だと抜いてしまう事が多いので「親知らず」は含

めないで28本とする場合もあります。